お知らせ
いわゆる五十肩
五十肩。。。みなさんも聞いたことがあるかと思いますが、
肩のメジャーな疾患です。
ご経験済みの方も多いのではないでしょうか。
本日は、このいわゆる五十肩についてご説明します。
中高年期に発症する「五十肩」=「肩関節周囲炎」はどちらも医学用語です。
突然肩に激しい痛みを感じ、着替えや洗顔といった日常動作が困難になります。
肩関節は、関節包や滑液包と呼ばれる袋状の組織に覆われており、この袋状の組織の中には、関節を滑らかに動かす潤滑油の働きをする液体が入っています。
この関節包や滑液包といわれる袋状の組織、またはその周辺に炎症が起こるのが「五十肩」です。
五十肩は、おおむね発症から1~3か月続く「急性期」、その後1~6か月続く「拘縮期」、さらに6か月~1年続く「回復期」の3段階に分けられ、ながい時間をかけて回復していきます。
急性期
急性期は、肩のちょっとした動作で強い痛みを感じたり、安静時にも痛みを覚えて眠れないことがあったりします。
拘縮期
拘縮期は炎症が治まり、安静にしているときには痛みをほとんど感じない時期です。
ただし、肩関節の可動範囲は狭まっています。
これは関節包に癒着が起こって縮むためです。
回復期
回復期へと進んでくると痛みがほぼ治まり、日常生活で不便を感じることは少なくなりますが、肩を動かせる範囲は制限されていることがあります。
五十肩(四十肩)は自然に治ることが多い病気です。
治るまでの経過や期間には個人差がありあます。
痛くて眠れないなど日常生活に支障がある場合は、整形外科の受診をおすすめします。
治療について
急性期は安静にすることが基本です。
痛みが強ければ、消炎鎮痛薬の貼り薬や飲み薬を使います。ステロイド薬、ヒアルロン酸、局所麻酔薬を使用することもあります。
拘縮期は肩関節がかたくならないように、無理のない範囲で徐々に運動を取り入れていきます。
回復期はさらに積極的に肩の運動を行っていきます。
ただし、無理に動かすと症状がぶり返すことがあります。油断は禁物ですよ。
なかには肩の動きがなかなか改善しない方もいらっしゃいます。
このような場合には、薬の注入や関節鏡手術などにより、癒着している関節包を破る治療を行う場合もあります。
いずれにせよ、治療にはながい期間を要する五十肩(四十肩)です。
気になる方は、是非ご相談ください。
ちなみに、、、
当院では
「今日は朝からずっと五十肩(四十肩)の患者さんばかりリハビリしているな~」、
という日があるくらい、五十肩(四十肩)の患者さんが多いんです。(スタッフ談)
五十肩(四十肩)のリハビリは、当院へお任せください♪♪♪
当院リハビリはストレッチの指導のほかに、日常生活動作時の痛み、
スポーツ後の怪我、手術後のリハビリ等を行っています。
お困りのことがあれば、当院へご相談ください。
医療法人NC 鳴子クリがニック
〒458-0041 愛知県名古屋市緑区鳴子町1丁目44-2
TEL:052-895-7651 (リハビリ予約専用ダイヤル:052-895-7677)
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