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お知らせ

腸内環境を整えて骨粗しょう症予防をしよう!

暑さも厳しくなってきていますが夏バテなどしていませんか?

 

 室内外の気温差や寝苦しく不眠になることで自律神経が乱れたり

 暑さで消化機能が低下するなどが原因で夏バテを引き起こしたりします。

 

 

 そんな時に意識したいのが 「腸活」です

 

 腸活とは生活習慣などを見直して腸内環境のバランスを整えること

 

 これにより免疫力が高まったり睡眠の質が向上するなど、健康になるだけでなく

 

 肌の調子も良くなって、若々しい状態をキープできます。


 ところで当院は整形外科です 腸と整形外科は関係ないように見えますが

 実は少し関係があるんですよ。

 

♢腸内環境と骨粗しょう症

 骨粗しょう症を予防するには、骨の形成に必要な栄養素であるカルシウムや

 

 マグネシウム、ビタミンDなどをバランスよく摂取することが大切ですが、

 

 骨からのカルシウムの流出を防ぎ、骨の石灰化を促す働きがあるビタミンKも

 

 重要な働きをしています。

 

 このビタミンKを合成しているのが腸内細菌です。

 

 ビタミンKはK1とK2に分かれますが、植物から摂取できるのがK1

 

 腸内酵素によって作られるのがK2です。

 

 

 また骨の強化のために必要なたんぱく質(コラーゲン)、ビタミン、ミネラルを

 

 しっかり体に吸収するには、腸内細菌がつくる腸内酵素が重要な役割を

 

 果たしています。

 

 骨と腸は、あまり関係がないように思えますが、腸内環境をよくすることが

 

 骨密度を保つことにも繋がっているのです。

 

 

そのほかに、腸活にいい食べ物と骨粗しょう症予防にいい食べ物は共通して

 いるものは多いですよ。

  

 例えば、腸活にいい食べ物として善玉菌を増やす発酵食品は納豆、キムチ、

 

 ヨーグルトが代表的で、善玉菌のエサとなる食物繊維にはカボチャ、

 

 大根、きのこ類などがあります。

 

 

 骨粗しょう症予防にいい食べ物はカルシウムを多く含む乳製品、緑黄色野菜、

 

 海藻類、大豆製品でキムチ、ヨーグルト、わかめ、豆腐などがあり

 

 ビタミンDを含む食べ物は魚やきのこ類、ビタミンKを含む食べ物は納豆など

 

 があります。

 

 

    今回ご紹介した食べ物を意識して食べて、腸活と骨粗しょう症予防をしてみて

 はいかがですか?

 

 

 最後に鳴子クリニックでは、最新機器で腰椎と股関節の骨密度を測定しています。

 骨粗しょう症が気になる方は、是非ご相談ください。

 

       参考文献 「老いと腸」名医が教える老けない人の腸活術 江田 証

カテゴリ: │ 2024年7月27日
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