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お知らせ

10月2日(木)から院外処方になります💊

『院外処方のお知らせ』

当院では令和7年10月2日(木)から院外処方に切り替わります。

原則として、すべての患者様のお薬は、院外の保険薬局でお受け取りいただくことになります。

それにより、より手厚い服薬指導やジェネリック医薬品の選択が可能になります。

患者様は当院近隣の保険薬局だけでなく、御自宅近くの保険薬局など、ご自由にお選びいただくことが

できます。

処方箋は交付日を含めて4日以内に保険薬局に提出してください。

有効期限(土日・祝日含む)を過ぎた場合や処方箋を紛失された場合、保険診療の規則に則り、

自費での再発行となりますのでご注意ください。

 

 

『ジェネリック医薬品にするメリットは??』

💊先発薬品とほぼ同等の品質、効き目、安全性がある

💊先発薬品と比べて低価格である

開発期間とコストが短縮されているので価格が安くなっている。

患者様の負担や国民医療費の抑制に貢献している。

 

ジェネリック医薬品は良いことばかり⁉

 

では、もう一歩踏み込んでジェネリック薬品について知ってみましょう!

💊『同じ成分』でも効き方は完全に同じではない

ジェネリック医薬品は先発薬と同じ有効成分を含んでいますが、効果がまったく同一というわけでは

ありません。

血中濃度(薬の体内での動き)の検証で、先発薬の80~125%の範囲に入っていれば“同等”と認められるという基準があります。

多くの場合は問題ありませんが、体質や感受性によって『効き方が違う気がする』と感じる方がいるのは、この基準の幅が理由の一つです。

 

💊添加物や製剤の違いに注意

有効成分は同じでも、錠剤の大きさ・コーティング・湿布の粘着剤などは先発薬と異なることがあります。

☆錠剤が大きくて飲みにくい

☆溶けやすさが違う

☆湿布のにおいや粘着力が合わない

といった違いで『飲みにくい』『貼りにくい』と感じることも。これは効き目の問題ではなく、

製剤上の違いによるものです。

 

💊『ジェネリックがない薬』もある

すべての薬にジェネリックがあるわけではありません。

特許が切れていない新しい薬にはジェネリックが存在しません。

 

 

整形外科でよくある例

鎮痛剤(NSAIDs内服)→ジェネリックによって飲みやすさが違うことがある

湿布薬→大きさ・粘着力・においなど異なり、肌との相性も個人差がある

 

治療を長く続ける上で、『自分にあう薬』を選ぶことはとても大切です。

 

 

まとめ

来月から院外処方により、薬局で薬剤師さんと相談しながら薬を受け取る機会が増えます。

ジェネリック医薬品は有効な選択肢ですが、効き方の感じ方や使い心地に個人差があることも知っておくと安心です。

 

当院では診察を通じて、症状や体質を踏まえたうえで『どの薬があうのか』を一緒に考えていきます。

お薬について不安や疑問があれば、どうぞ遠慮なくご相談ください。

 

│ 2025年9月29日
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